勲章・叙勲

ニュースでたまに見かける、春と秋の叙勲の発表。
最上位にあたる勲章は旭日大綬章が有名だが実は旭日大綬章よりも上位の勲章が存在する。
下記に勲章の序列を表してみた。

序列 勲章 授与・伝達 参照
(旧制度の勲等)
1 大勲位菊花章頸飾 宮中において、その授与式を行い、天皇が親授する。 大勲位
2 大勲位菊花大綬章
3 桐花大綬章  勲一等
4  旭日大綬章   瑞宝大綬章   宝冠大綬章   文化勲章
5  旭日重光章   瑞宝重光章   宝冠牡丹章  宮中において、内閣総理大臣が受章者に伝達する。 勲二等
6  旭日中綬章   瑞宝中綬章   宝冠白蝶章  内閣総理大臣の命を受け、内閣府賞勲局長が所管大臣に伝達し、所管大臣が適宜受章者に伝達する。 勲三等
7  旭日小綬章   瑞宝小綬章   宝冠藤花章  勲四等
8  旭日双光章   瑞宝双光章   宝冠杏葉章  勲五等
9  旭日単光章   瑞宝単光章   宝冠波光章  勲六等

上記の通り、旭日大綬章よりも上位には、大勲位菊花章頸飾(だいくんい きっかしょう けいしょく)、大勲位菊花大綬章(だいくんい きっか だいじゅしょう)、桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)の3つが存在する。
外国元首を除いて最上位の大勲位菊花章頸飾を戦後に受章しているのは、今上天皇、吉田茂、佐藤栄作の3人のみである。
王族の外国元首には大勲位菊花章頸飾が授与されるが、王族ではない大統領のような外国元首には一階級下の大勲位菊花大綬章が授与されるのが慣例だが、過去に一度だけアメリカ合衆国大統領であったドワイト・D・アイゼンハワーに最上位である大勲位菊花章頸飾が授与された。

レディオガガ

レディオ・ガ・ガ (Radio Ga Ga) は、イギリスロックバンドであるクイーン1984年シングルとして発表した楽曲。同年発売のアルバムザ・ワークス』に収録された。
作曲はロジャー・テイラー、プロデュースはクイーンとラインホルト・マック。シングルはイギリスで2位、アメリカで16位、その他19カ国で第1位を獲得する世界的大ヒットとなった。ただし、ビルボード誌の1984年年間トップ100ヒッツにはランクインできなかった。

解説 [編集]

タイトルの由来は、ロジャーの子がまだ赤ちゃん言葉の頃、ラジオを聴いていて「ラジオ、カカ」(Radio caca) と言ったことに発想を得たものだという(caca は幼児言葉や隠語で「うんち」を意味することもある)。彼は後にこの「caca」を「夢中になる」「熱狂的な」とういう意味の「ガガ」(ga ga) に改めて曲名とした。
また、楽曲のプロモーションビデオも作られた。このビデオには、1927年のフリッツ・ラング監督の映画メトロポリス』からの映像が使用されている。この映画の再上映の際、クイーンがBGM制作に携わったスタッフの一員であったからだ。このプロモーションビデオの内容は「空飛ぶ車でメトロポリスの世界に入っていく」というもの。撮影ではサビの部分ではファンクラブの500人をエキストラとして使用した。ビデオでの大勢でこぶしを突き上げ手を叩いてリズムに乗るシーンは、そのままコンサートにも生かされ、「ライブ・エイド」のハイライトにもなった[1]
曲の内容は、テレビやビデオで音楽を聴く時代だからこそラジオに頑張ってほしいと言う応援歌であったが、皮肉にもこの曲のPVが人気を博し、曲の内容に反するものとなった。
一部の音楽評論家からはプロモーションビデオの内容が「非常にファシズム的である」と批判されていたが、その批判を押しのけてヒットした。
アメリカの女性シンガーソングライターレディー・ガガの名は、この曲が由来だと語っている[2]

ライブでの演奏 [編集]

1984年の「ワークスツアー」から演奏し始めた。それ以降、クイーンのライブでは、欠かせない存在になっている。 1985年の「ライブ・エイド」ではクイーン自身により演奏された。1992年フレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、ポール・ヤングが他のクイーンのメンバーと演奏した。また、20052006年には、クイーン + ポール・ロジャースツアーで演奏された。これらの演奏は各種DVDな どで視聴することができる。 2005年、2006年のツアーでは冒頭をテープにあわせてロジャーが歌い、途中でポールが歌い継ぐところでロジャーがドラムに戻っていたが、2008年 のヨーロッパツアーでは最初からロジャーはドラムに徹し、すべてポール・ロジャーズが歌っている。 エンディングのギターソロはブライアン・メイスライドギター(ボトルネック奏法)が聞ける。

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